
嘉興德永紡織品有限公司
たゆまぬ研究開発と加工技術の探求
テキスタイルから繊維の未来を見つめて
フィルムラミネートで生地に新たな価値を創出
嘉興德永紡織品有限公司(JIAXING DEYONG TEXTILES CO., LTD./JDT中国)は外部繊維素材メーカーから調達した生地に、透湿防水機能に優れたポリウレタンフィルムを自社生産し、張り合わせる事業(ラミネート加工)を行っています。マツオカコーポレーションのグループ工場でありながら、縫製事業(GARMENT)とは顧客もビジネスモデルも異なるテキスタイルカンパニーとして独自の存在感を発揮しています。

原点は
ジャパンクオリティ・ジャパンテクノロジー
JDT中国は2002年、日本のポリウレタンフィルム製造・加工技術を、当時イノベーションの最先端であった中国に持ち込み、設立されました。翌年、マツオカコーポレーションの子会社となり、事業が大きく発展した今でも、ものづくりの根っこにあるのはジャパンクオリティ・ジャパンテクノロジー。これは地道な研究開発や、品質や納期に対するこだわり、技術向上への探求心となって受け継がれ、日々進化を遂げています。

高機能がもたらす無限の可能性
JDT中国が生産する透湿防水生地は、風や水を通さない、汗を逃がすといった機能性が特に重視されるアウトドアウェアやスポーツウェア等に適し、欧米のアウトドア・アパレルメーカー中心に高く評価されています。アウトドアウェアは近年タウンユースが定着し、誰もが手に取り着こなしを楽しむ身近なファッションとして広がりを見せています。加えて、透湿防水に優れた生地は、介護シーツや絆創膏のようなメディカル・介護用品にも採用される等、汎用性の高さも注目の的です。工場には多くの検査機械や測定機器を配備し、新製品開発や品質の安定・改善を支えています。

“売る”から“クリエイト”へ
-未来を創造する工場
高機能フィルムや加工技術の研究・開発力は顧客から高く評価され、JDT中国の強みや優位性として他社を圧倒しています。環境負荷低減の観点から、化学品使用に関する規制を遵守する動きが高まるなか、JDT中国では欧米顧客と共同して、将来を見据えた新素材の開発も進めています。環境問題が世界を変える時代、培った信頼と実績をイノベーションの糧として、新しい価値をクリエイトする企業へ。JDT中国は、未来への挑戦を続けています。

〒314205 中国浙江省平湖市新仓镇金辉路188号