ACTION
アクション
未来は舗装された道の先にではなく、
砂ぼこりの立つガタガタ道の先にある
お客様が「欲しいときに欲しいものを欲しい量」お届けする。その想いを起点に、海外での大規模なサプライチェーンをつくり上げてきたマツオカ。生産の拠点となる海外工場では、現地で働くスタッフのQOL向上を目指して取り組んでいるアクションがあります。全てはわたしたちの社会が持続していくために必要なことなのです。
お客様が「欲しいときに欲しいものを欲しい量」お届けする。その想いを起点に、海外での大規模なサプライチェーンをつくり上げてきたマツオカ。生産の拠点となる海外工場では、現地で働くスタッフのQOL向上を目指して取り組んでいるアクションがあります。全てはわたしたちの社会が持続していくために必要なことなのです。
Anti-Poverty Measure
わたしたちが工場を建てている場所は、農業がメインで他の産業がまだ発達していない地域が多いのです。ミシンを踏むどころか、毎朝決まった時間に仕事に出掛けて働くという習慣さえ浸透していないこともあります。そのような場所で不当に労働力を搾取することなく、法律で定められた賃金や賞与を払うことで、格差の是正と収入の安定を整備しています。また、男女の格差や労使の主従関係が歪むことのないように、平等な機会の提供や教育の普及にも努めています。
通勤手段(送迎バス)の提供
地域団体への寄付を通じて社会へ貢献
雇用の創出により地域経済を豊かに
Anti-Starvation Measure
地域住民の多くが農業に従事していると、その日に食べるものはなんとかなっているのですが、安定して食糧を確保することが難しいという現状があります。労働に従事する年齢は比較的若く、子育て世代に当たるため、子供に充分な食糧が供給されていない状況では安心して働くことができません。スタッフが安心して働けるように、工場での食事の提供はもちろん、利益の一部を行政機関に寄付することなど、さまざまな活動を通して地域社会全体の食糧課題に取り組んでいます。
近隣の学校に通う生徒に栄養補助食品を寄付
栄養ある食事の提供
利益の一部を貧困層救済の行政機関に寄付
Health Care Measure
健康であることは、充実した生活を送るうえで一番大切なことです。マツオカのすべての工場では法定健康診断を実施し、社会保険制度を整備することで従業員の健康状態を良好に保つ努力を続けています。また、化学薬品などを扱うスタッフの健康診断は半年に1回実施するなど、役職やポジションに応じたきめの細かい制度設計を確立。結果的に、仕事のクオリティや生産性の維持・向上を実現するだけでなく、採用などのコストを安定させることにもつながっています。新型コロナウイルス感染症予防に関して、自宅でできる感染対策を周知するなど、日常的な衛生知識などの普及にも努めています。
デジタルでの給与支給システムの普及に努め、従業員の豊かな人生設計を応援
医療スタッフが常駐し、従業員の健康維持をサポート
レクリエーションの実施により、従業員のコミュニケーション向上に寄与
High quality education
わたしたちのものづくりには、細やかな心配りや相手への思いやりなど、日々の仕事を通してしか学ぶことのできない要素がたくさんあります。そのコミュニケーションの基本となる日本語や英語などの語学教育に力を入れ、円滑な仕事のコミュニケーションを実現しています。さらに、外部講師を招いて管理職を対象に研修を実施するなど、さまざまな教育機会の提供を行っています。職務実習だけでなく、近隣の子供たちに文房具などを寄付するなど、地域貢献を通して教育の大切さをひろげています。
さまざまなトレーニングプログラムにより、従業員のスキル向上をバックアップ
縫製に関する技術の習得等、従業員に「学びの機会」を提供
勉強会やセミナーで習得した繊維や品質管理の知識を業務で活用
Anti-Gender Discrimination Activity
縫製業というのは女性の多い業種なので、女性の人材登用を積極的に推進しています。出産休暇や育児休暇などにも柔軟に対応し、復帰後のキャリア形成にも力を入れて女性が活躍できる環境を整備しています。さらに、プライバシーにおける配慮やハラスメントに関わる問題など、潜在化しがちな問題を発見するための意見箱を設置するなど、風通しの良い職場を実現しています。女性管理職による制度設計など、これからも不当な性差別などが起きない環境整備に努めます。
責任あるポジションへ女性を積極登用
ハラスメント対策として意見箱を設置し、誰もが悩みを相談できる環境づくりを推進
性別や年齢、職歴等によらない平等な雇用機会の創出
Hygiene
工場の建設予定地には電気や水などのインフラが整っていない場所も多く、安全な飲料水の確保は死活問題です。わたしたちの事業は、常にインフラの整備や開発と隣り合わせです。また、工場の排水や生活用水の浄水設備など、周辺地域の環境に与えるインパクトにも配慮し、浄化機器の設置なども徹底しています。水質検査や感染症の検査など、衛生面での仕組みづくりなど、法定基準をベースに安全な水質環境の構築を目指しています。
定期的なチェック・メンテナンスによる安全な水と衛生環境の維持
飲料水や排水の定期的な水質検査を実施
周辺環境への配慮と水質改善のため、排水処理・浄水設備の増設・維持を実施
Affordable and clean energy
わたしたちは2030年までに、洋服1枚あたりのCO2排出量を35%削減するという目標を掲げています。そのために、工場の屋根に再生可能エネルギーの太陽光パネルを設置するなど、設備投資にも力を入れています。さらに、今後は蓄電池技術を活用して自然エネルギーを安定的に確保し、災害時における地域インフラとしての活用なども視野に入れて取り組んでいます。電気をできるだけ使わずに快適な環境づくりを目指し、グループ全体でクリーンエネルギの活用を積極的に推進していきます。
工場の屋根に遮熱処理を施し、構内の温度上昇を抑制
工場内の冷房には水を使った空調システムを採用
蛍光灯の代わりにLEDライトを設置しエネルギー削減を励行